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平取ダムの堆砂予測(開発局資料)

 投稿者:Akira  投稿日:2008年 1月20日(日)04時56分59秒
編集済
   こちらは、平取ダムの堆砂予測計算図です。開発局の図表ではわかりにくいため、見やすく直してあります。

 この計算によると、標高152.5m以下の洪水期制限水位(夏の水位)以下では、相当量の土砂堆積が生じ、堆積土砂の深さは5mほどになる予測です。また、水面の半分ほどは土砂で埋まっている状態が長いようです。
 なお、堆積土砂量は大幅な増減を繰り返し、一定していません。これは、融雪期に予定される排砂放流の影響であると考えられます。
 その上の標高では、ほとんど土砂堆積が生じないという試算結果となっていますが、「完成100年後」では、深さ3mほどの土砂堆積が、突然に生じています。肝心の計算条件がさっぱりわかりませんので、なぜこのような計算結果になるのかは不明です。

 排砂放流用の排砂ゲートは、ダム最下部に設置されます。最も土砂が多く出るのは、冬の水位(常時満水位 167.4m)から水を抜いてダムを空にする、排砂放流の初期でしょう。
 平取ダム地点の融雪期の平均的な自然流量は、10〜15m3/s程度と思われます。これに対し、排砂ゲートからは、設計上では最大150〜200m3/s程度の放流が可能なようです。平均100m3/sで放流した場合、1日半程度でダムは空になります。

 排砂の効果と下流への影響は、排砂放流時の放流量によって大きく変わります。排砂効果を高めるために放流量を増やせば、非常に土砂の多い水が、自然状態よりも多量に下流に押し寄せ、下流環境への影響が大きくなることでしょう。排砂放流期は、サケマス類の稚魚が泳ぎ始めており、影響が大きいと思われます。
 また、環境影響低減のために放流量を減らせば、ダム湖内の堆砂が進むことになります。

 今回、平取ダム計画に付け加えられた「排砂放流」の効果と悪影響に関しては、十分な事前調査を行い、一定のデータに基づく市民的な議論が必要です。

http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/mrken_works/chisui/sarugawa_sougoukaihatsu/henkougaiyou/youryou_henkou_index.html

 

二風谷ダムの堆砂予測(開発局資料)

 投稿者:Akira  投稿日:2008年 1月12日(土)02時42分22秒
編集済
   二風谷ダムでは急激な堆砂(土砂堆積)が進んでいます。建設当初は、100年間の堆砂量を550万m3と見込んでいましたが、実際には年間約100万m3のペースで堆砂が進みました。
 2003年8月洪水時には、約290万m3の土砂が堆積し、計画堆砂量を上回る土砂堆積となり、これによって、ダムに本来確保しておくべき容量を得ることができなくなりました。
 2007年7月のダム計画変更では、実際の堆砂進行に合わせて計画堆砂量を見直し、従来の約3倍の1430万m3とされました。
 なお、この間にも急激な堆砂は進行しており、2006年秋の調査では、すでに2003年洪水時のおよそ2倍の、約1200万m3に達しています。

 北海道開発局は、二風谷ダムの今後の堆砂の進行について、「ダムへの堆砂は今後は均衡する。見直した1430万m3を超えることは考えていない」と説明しています(2007.11.30 平取ダム付替道路説明会)。
 この説明の根拠とみられる説明文および資料が、室蘭開発建設部のHPにアップされています。
 ※今回の資料追加について、WEBサイト更新のアナウンスは出されていません。

 室蘭開建の説明資料では状況がわかりにくいため、従来から本サイトで用いて来た図面に、今回の「予測計算」の結果を追加した図を掲載いたします。緑の実線が2016年、オレンジ色の点線が2056年、赤の実線が2096年の堆砂状況の予測です。
 堤体から2.5km(カンカン沢付近)より上流では、現在よりさらに2mほど高く土砂が堆積。堤体から0.5〜1km付近でも、現在の水面下に多量の土砂が堆積するという予測結果になっています。
 この予測でいえば、水位を標高41.5mとする夏期には、管理所の正面程度にしか、水面ができません。
 また、今後50年ほどは土砂堆積が増え続けるも、その後はあまり変化しないという計算結果になっています。

 この予測計算は、2003年8月洪水後の土砂堆積状況に対し、ダム完成から7年間のデータを用いて、ダム完成から100年間の「予測計算」を行ったものです。土砂堆積は、室蘭開建自身が説明しているように、大洪水時の影響が非常に大きく出ます。また大洪水の後は、数年間にわたって、土砂流入量が増えることも、現在の状況から明らかです。
 今回示された計算では、基本となるデータ取得の期間が、予測するべき期間に対して短すぎること、計算の前提となる条件(計算論理、土砂流入量の値、洪水の扱いや発生頻度、水位条件等)、図の根拠となる計算値が説明されていない等の、多くの問題があります。

 予測計算は、基礎となる条件の与え方次第で、結果が大きく異なってきます。自然現象など、未知の不確定な要素が多い現象に対して、「計算したから、予測のとおりになる」という考えは、まず科学ではありません。予測計算とは当らないものであることは、二風谷ダムの堆砂状況自体が証明しています。今回の計算値は、「いくつかの条件を与えた、試算結果の一つ(計算条件は説明されていない)」程度におさえてよくのがよいでしょう。
 前提自体に不確定要素が多い予測計算を行うときには、「外れる場合を考えておく」ことも大切です。

 2006年秋までに、すでに1300万m3の土砂堆積がありますから、100年後の予測値として新たに出された1430万m3も、今年か来年あたりには「達成」してしまうのではないかと、シロウトとしては思えて仕方ないのですが、専門家の皆さんはいかがでしょうか。

http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/mrken_works/chisui/sarugawa_sougoukaihatsu/henkougaiyou/youryou_henkou_index.html

 

『額平川流域のアイヌ伝統文化』

 投稿者:Akira  投稿日:2007年10月23日(火)03時51分30秒
   平取ダムが計画される額平川のアイヌ文化に関する特別展が、平取町立二風谷アイヌ文化博物館にて、
開催されています。
 これは、平取町教育委員会が主体となって、2003年度より3年間行った平取ダム関連のアイヌ
文化調査の成果を主とし、一般向けに整理した展示ということです。
 10月15日から12月15日まで。期間中は無休。

◎二風谷アイヌ文化博物館(行事のお知らせ)
http://www.ainu-museum-nibutani.org/html/gyojiN.htm
 

平取ダム予定地付近(空撮画像)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 9月27日(木)11時38分8秒
編集済
  平取ダム堤体予定地付近の空中撮影画像です。

堤体予定地付近では、多数の「崖崩れ」が生じていることがわかります。この崖崩れは
現在なお進行中で、現地に出かければ、崩れた沢から、大小の岩石が落ちて来る様子を
見ることができます。

写真上側(額平川右岸)の山地は、アイヌ民族のチノミシリ(祈りの場)ですから、
法面工事等はできません。

手当てのできない崖崩れ地帯のまっただ中に、平取ダムの建設が計画されています。

http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/mrken_works/chisui/sarugawa_sougoukaihatsu/biratri_dam/index.html

 

平取ダム堤体予定地

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 9月10日(月)02時22分18秒
編集済
  平取ダム堤体予定地を上流側から見た様子です。額平川と宿主別川の合流点付近より撮影。

赤い吊り橋は、ダム計画調査用の人道橋。この橋のあたりに、高さ約50mのコンクリートの壁をつくり、
川をせき止め、最大で高さ約43m程度まで水をためるというのが、平取ダム計画です。

ダム建設工事にともない、左岸側の段丘は大部分が撤去される見通しです。
右岸側の急峻な崖には大小の沢が幾筋もあり、年々崩落が進んでいます。
また右岸側の山地は、この地域のアイヌ民族の信仰対象である「チノミシリ」
(我らの祈りの場 = 神の声を聞く場)です。
 

ダム流量データに大きな誤差

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 8月20日(月)09時06分4秒
編集済
     8月19日、沙流川の二風谷ダム下流では、地域のアイヌ民族の伝統行事として伝わる「チ
プサンケ」(丸木舟の進水の儀式)が開催されました。昨年のチプサンケは、洪水直後のた
め、二風谷ダム湖の片隅の「泥だまり」で行われましたが、今年は天候に恵まれ、ダム直下
流の沙流川で行われました。参加した人によれば、ダム直下の中洲に重機で掘った水路に、
ダムから泥水を流して舟遊びをしたということです。「非常に泥が多く川が汚かった」と
いう印象をうかがいました。(URLは昨年のチプサンケの様子)
http://mirai00.hp.infoseek.co.jp/image01/chip.jpg

 チプサンケの放流にともない、ダムの水位が変化したことで、ダムで算定される流量計算
にも、大きな狂いが発生しています。
 19日正午までは、ダム流入量、放流量ともに20m3/s前後でしたが、ダム放流の水位低下に
伴い流入量の計算値が狂い始めます。13時から15時まで26m3/sの放流を行い、ダム水位が
41.3mから41.2mまで0.1m低下。この水位低下にともなって、ダム流入量の計算値が低下し、
16時には午前中の約半分の11m3/sという数値が記録されました。
 この後、ダム放流量を13m3/s程度に抑えてダムの水位を再び上昇させる中で、流入量の計
算値はやや過大さを示しながら回復し、20日朝には、放流量増加による水位低下以前の値に
戻りました。

 ダムで把握される流量というものは、河川流量やダムから放流される水の量を、直接測定
しているわけではありません。放流量は、ダムのゲート開度とそのときの貯水位からの計算
値です。流入量は、単位時間あたりの水位変化から、その時間内の貯水量の増減を計算し、
それを計測時間で割って毎秒の値とし、それを放流量の計算値に加減して求めます。

今回のチプサンケの放流に伴う流量計算の大きな誤差(最大-45%程度)は、ダムへの土砂
(泥)堆積により、ダム貯水位とダム貯水量の実際の関係が、計算条件の仮定とは大きく
異なっていることが主因と考えられます。ダムの実際の水位当あたり貯水量は、計算前提の
半分程度しかないのでしょう。

 ダムの流量計算は理論的ではありますが、計算条件と実際の状況に差異がある場合には、
大きな誤差が簡単に生じてしまいます。
 

崩落の続く断崖(平取ダム予定地)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 8月11日(土)01時19分41秒
編集済
  平取ダム予定地の「チノミシリ」東側の断崖のアップ画像です。
8月8日掲載の写真(2006/2/26撮影)で、右から1/5ほどのところにある雪渓の右手になります。
ダム堤体予定地からは200mほど上流です。

2006年2月の写真では、うすい筋程度の浸食しか受けていませんが、2006年9月の写真では深い谷が
刻まれ、2007年7月の写真では、周囲が大きく崩落していることがわかります。崩落の規模は、
高さ120m、幅30mほどでしょうか。
2006年8月18日から19日にかけての大雨で、急斜面の浸食が進み、それにともなって断崖の崩落が
始まったと考えられます。
この崩落は現在も続いており、額平川に石と土砂が落ち続けています。
この断崖の崩落が現状程度でおさまるのか、あるいは今後も続いていくのかはわかりません。

ダムを建設する際には、ダムサイトの不安定な崖は、危険防止のため除去することが一般的です(二風谷ダムのように)。
しかしこの崖は、アイヌ民族の信仰対象であるチノミシリであり、平取ダムの建設を前提としても、
重要な保全対象であるとされています。

現在崩落の生じているガケにダムを建設しながら、そのガケをチノミシリとして保全し、
かつダムを安全に維持することができるのか、たいへんに疑問なところです。

チノミシリの崖に平取ダムを建設するのであれば、(1)チノミシリの崖の自然の地形や景観を改変せず、
(2)この直下にダムを建設し将来にわたってその安全と機能を確保する、具体策を、事業者は地域と
国民に示す必要があります。
 

額平川のチノミシリ(平取ダム予定地)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 8月 8日(水)04時21分36秒
編集済
  2006年2月26日 春近いチノミシリ。
アイヌ民族は、チノミシリ(祈りの場)の地形の改変をしないことははもちろん、
木の1本を切ることもなかったという。
しかし冬のチノミシリには、崩れやすい山肌に伐採道路の傷跡がくっきりと見える。
そして、山に近付くと、ダム建設調査のための横穴が、すでに多数あけられている
ことがわかる。
平取ダム計画によるアイヌ民族の精神文化破壊は、現在進行形である。
 

平取ダム主要部分

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 8月 3日(金)09時03分19秒
編集済
  平取ダム主要部分の、上流からみた図です。図を拡大しても細かな数値はわかりませんが、おおよその
ことはわかります。

赤塗りにした丸数字1,2のゲートは、洪水時に流入より小さな放流を行い、洪水調節を行うためのゲート施設、
常用洪水吐きです。大きさはおおむね4m四方です。7月〜9月の洪水期には堤体下部にある1のゲート、それ
以外の時期には、堤体上部にある2のゲートを用います。
またこれらのゲートは、日常的な放流にも用いられます。それぞれのゲートの直下の水位まで貯水しており
(洪水期はa)、それよりも水位が上がると、開放されているゲートから、自然に流下する方式でしょう。
洪水時には、これらのゲートから放流しきれない流入量になるため、放流しきれない水がダムに貯水され、
洪水調節となります。

堤体最下部の青塗りで示したゲートは、ダムに貯まった土砂を、下流に流すための排砂ゲートです。
図からはこの大きさはわかりませんが、2.5m四方程度でしょうか。
4月、5月の融雪期には、ダムに貯水を行わず、排砂ゲートを使用した排砂放流とするため、ダムに堆砂は
ほとんど生じないと説明されています。

堤体最上部に紫の塗りで示した放流部は、クレスト放流部(非常用洪水吐き)です。これは可動ゲートはなく、
ただの穴となるようです。
洪水時に、赤線で示したbのライン(サーチャージ水位)まで水位が上がると、ダムは満水となり、以後は洪水
調節ができません。
ダムの決壊を防ぐための「ただし書き操作」となり、ダムに入ってくる洪水を、そのまま下流にこぼす操作と
なります。クレスト放流部(非常用洪水吐き)の大きさはわかりませんが、幅4〜12m程度、高さは4m程度
でしょうか。

ダム右岸側の山は、現在のチノミシリ(アイヌ民族の祈りの山)であり、左岸の段丘は昨年まで牧野として
利用されていた部分です。牧野には樹齢数百年の巨木があります。
通常のダムには貯水池周囲に管理用道路が設置されますが、現在の図面では管理用道路の設置について触れ
られていません。また図面では、魚道についても触れられていません。
 

二風谷ダム建設により破壊されたチノミシリ

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月22日(日)00時54分43秒
編集済
  チノミシリとは、アイヌ語で「我らの祈りの場」を意味し、神の声を聞く神聖な場であるとされています。
1990年代に行われた二風谷ダム建設では、沙流川二風谷地区の3か所のチノミシリのうち、1か所が水没し、
1か所が、地形の改変によって破壊されました。また、チノミシリの他にも、多くのチャシ(砦、柵列)跡
が失われました。

二風谷ダム堤体右岸の切土の山(赤線)が、破壊された「ペウレプウッカのチノミシリ」の跡地です。
 

泥沼と化した二風谷ダム

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月21日(土)00時20分35秒
編集済
  二風谷ダム堤体から約1.5km上流の「沙流川歴史館」裏手のピパウシ沢より、
堤体方向をみたもの。
ダム湖には膨大な泥と流木が堆積し、文字どおりの「泥沼」となっている。
水深はほとんどなく、泥の深さは、平均的には5mほどにもなる。
護岸には、秋から春の高水位期に堆積した泥が、20cmほどの厚みで堆積している。

(マピオン地図)
 

二風谷ダムの土砂堆積の変化

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月17日(火)00時11分3秒
編集済
  土木学会が2003年8月洪水後に作成した二風谷ダム平均河床図に、2007年の水位管理と堆積土砂の
露出状態からわかる、おおよその河床を記入したものです。ダム堤体模式図の赤線の枠は、主な
放流ゲートの高さです。
2007年には、2003年洪水直後と比較して2倍程度の深さで土砂が堆積し、ダム計画上の洪水調節
容量に、大きくかみ込んでいることがわかります。

また、貯水池内に巨大な「砂山」(あるいは泥の山)が形成され、次第に下流側(ダム堤体方向)へと、
移動していっているようにも見えます。
 

土砂堆積の進む二風谷ダム

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月16日(月)20時47分5秒
編集済
  二風谷ダムの堤体から約2km上流にあたる、国道237号線の看看橋から見た二風谷ダム貯水地の様子です。
すでに膨大な土砂がたまっており、貯水位42.3m程度で、水面と土砂堆積面がほぼ同レベルになります。
この7月より、夏の水位が41.3m前後とされているため、完全に「底」が出てしまいました。ダム堤体
から約1.5kmより上流は、堆積土砂が水面上に露出した状態になっています。


夏の貯水位を下げているのは、ダムの洪水調節効果を高めることが目的ですが、実際には土砂堆積が酷い
ため、水位を下げても有効な容積はほとんど増えません。
堆積している土砂は非常にやわらかく、また粘りが強く、「底なし沼」のようにどこまでもぬかっていき
ます。堆積土砂面(微細な泥)に降りることは、非常に危険です。

(マピオン地図)
 

ノッカピラ

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月 6日(金)23時39分28秒
編集済
  二風谷ダム上流の沙流川支流・額平川(平取ダム計画中)の左岸にそびえる険しい崖は、ノッカピラ
(形象の崖)と呼ばれています。

この崖は、アイヌ民族に、狩猟や漁労、農耕など、さまざまな生活文化を授けた文化神オキクルミカム
イが、神の国に帰る際に、人間世界に置いていった生活用具(ムイ(箕)とマキリ(小刀))が、
地形に写し取られたものと語り継がれています。
そして、額平川とその流域が、アイヌ文化の成立にとって、たいへん重要な地域であることのあらわれ
とされています。

なお、2007年5月に選定の見通しとなった「重要文化的景観」には、このノッカピラは含まれていません。
この崖が民有地であるためということで、崖のすぐ下の額平川の公有水面と岸辺は、選定地域に入って
ています。

(マピオン地図)
 

下川町で「七夕祭」(2)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月 4日(水)08時06分44秒
  「七夕祭/マラットノカ・ノチウ」のチラシ裏面です。  

下川町で「七夕祭」

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 7月 4日(水)01時26分47秒
編集済
  サンルダム建設計画が進められる下川町で、7月6日〜8日にかけて、「七夕祭/マラットノカ・ノチウ」が開催されます。
会場は万里の長城公園桜ヶ丘アリーナ、主催は下川町の「かなぶん」(代表/中村人間氏)。
マラットノカノチウとは、アイヌ語で星座の琴座を意味するそう。
6日のカムイノミ(アイヌ民族の祈りの儀)で始まり、星の座談会、地元ミュージシャンらによるコンサート、映画「六ヶ
所村ラプソディー」の上映、サンルダム予定地の見学会等が行われます。

※詳細は、チラシ記載の主催者にお問い合わせ下さい。
 

選定地域に含まれない宿主別川(平取ダム予定地内)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 6月 9日(土)23時18分25秒
編集済
  平取ダム予定地下流は、額平川の流れと周囲の河岸段丘上の地域が、セットで重要文化的景観に
選定されます。一方、平取ダム予定地および周辺の額平川上流、宿主別川は、ダム建設の影響を
直接には受けない段丘上のみが選定区域であり、宿主別川の流れは選定地域には含まれません。

写真は、宿主別川からチノミシリの山を眺望した様子。平取ダムが建設されれば、水底になる区間です。
チノミシリは「我々の祈りの場」という意味であり、アイヌ民族の伝統的な精神文化では、もっとも
大切なものの一つです。一番大切なものであるがゆえに、長年にわたって秘密にされてきました。
宿主別(シュクシュベツ)は、「晴れやかな川」という意味です。2003年洪水以後は、渓岸崩壊や
災害復旧工事の影響で酷い泥濁りが続いていましたが、最近は、澄んだ流れを取り戻してきました。
 

沙流川の重要文化的景観(額平川の渓谷)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 6月 9日(土)23時09分53秒
  沙流川の大きな支流のひとつ額平川は、日高山系幌尻岳を源流とし、流域には数多くの遺跡や
伝説の地が散在しています。渓谷の底にあたる河川敷地は、大部分が造林地や放牧地として
利用され、また川沿いでは、野生動物の姿も多く見られます。
 

沙流川の重要文化的景観(宿主別スズラン群生地)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 6月 9日(土)23時02分38秒
  文化庁の「重要文化的景観」に、沙流川流域地域が選定される見通しとなりました。
写真は、「宿主別地域」に含まれる、野生スズラン群生地の様子です。
この地域でかつて軍馬の生産が行われていたころ、猛毒のスズランが馬に食されずに残ったため、
スズラン群生地になったと考えられています。
野生スズランが群れ咲く風景も、人と自然のかかわりの歴史の中で生まれてきた景観です。

※野生スズランの花は葉の下で咲いているため、上からの撮影では、花はほんど見えません。
花を楽しむときはできるだけ姿勢を低くして、花の視線で鑑賞しましょう。
 

市民シンポジウム 〜サンルダム問題を考える〜

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月29日(木)23時43分29秒
編集済
  4月14日 札幌
4月15日 名寄

http://www3.rocketbbs.com/601/taiyou.html

 

沙流川の渡り鳥

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月22日(木)11時38分0秒
編集済
  3月下旬には多くの渡り鳥が沙流川を訪れます。
写真は、地面の現れた農地で餌をとるハクチョウとオオヒシクイ。他にマガンも見られました。
みな大型のカモの仲間で、マガンとヒシクイは、国の天然記念物、RDBの準絶滅危惧種に指定されています。
(ビデオ映像よりキャプチャ)
 

宿主別川(2)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月21日(水)17時51分41秒
編集済
  宿主別川には、川をせき止めるように砂利が盛られ、土管が設置されていました。
増水時には「人工の天然ダム」となり、決壊により鉄砲水を引き起こすため、
大変危険です。

誰が何のために、このようなことをしているのでしょうか? 河川法に違反している
可能性があります。

この土管はすでに半分詰まっており、川の主流は大きく蛇行して、
「人工の天然ダム」を迂回するように流れていました。(2007/3/19)

(地図)
 

宿主別川(1)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月21日(水)17時42分18秒
編集済
  沙流川支流・宿主別(シュクシュベツ)川からのぞむチノミシリです。(2007/3/19)
宿主別川は、2003年8月台風以後、河岸の侵食や災害復旧工事によって猛烈な泥濁りが続いていましたが、
この日は大変澄み切った流れになっていました。河床に堆積していた泥もほとんど抜け、青トラ石、赤
トラ石とよばれる沙流川の銘石が、河原や川底には多数みられます。
またこの日はオジロワシが2羽いました。

この場所は平取ダム堤体の上流側にあたり、湛水(水没)予定地内です。
2007年2月に発表された平取ダム環境調査検討委員会の報告書(案)では、「平取ダムは4月から11月には
ほとんど貯水を行わないダムであるため、景観への影響は生じない」とされています。

しかし、12月から翌年3月、また多量の土砂が発生する洪水時には貯水を行うため、この場所は水没します。
二風谷ダム貯水池同様に、膨大な堆積土砂に埋もれ、様相は大きく変化するでしょう。
(本画像掲示板の二風谷ダムの写真を御覧ください)

本環境調査委員会は、かつて行われた環境アセスメントの重大な不備の指摘を受けて設置されたものですが、
基本的な常識、基本的な観察力、基本的な洞察力が欠落しているようです。

(地図)
 

立看板(平取ダム予定地)

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月21日(水)17時18分29秒
編集済
  地域のアイヌ民族住民が立てたと思われる、「平取ダム建設反対」の立看板です。
この一帯は町営牧場でしたが、ダム計画の進展にともない、牧柵の撤去が行われました。
奥に見える巨木の根元には、保護のための柵が設置されています。
この巨木も伐採対象となっているはずです。(2007/3/19)
 

平取ダム堤体予定地

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月21日(水)17時13分9秒
編集済
  平取ダムの堤体予定地です。(2007/3/19)
正面の岩山が、沙流川地域のアイヌ民族の、重要な「チノミシリ」(我らの祈りの場)である
とされています。
ダムサイトに降りる小道にはゲートがかけられ、「関係者以外立入禁止」の札が下げられ
ています(ヘルメットをかぶった人物のイラストあり)。
この「関係者」とは、どのような人々を示すのでしょうか。

(地図)
 

第3回平取ダム地域文化保全対策検討会

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 3月21日(水)17時07分0秒
編集済
  2007年3月18日に、平取町のふれあいセンターびらとりで開催された会合の様子です。

この日は「精神文化の保全について」という議題で話し合われる予定でした。
しかし事務局(開発局)による経過説明(地元調査班による調査結果の読み上げ)が主であり、
委員相互の意見交換等はほとんどなく、予定の半分の時間で会議は終了しました。
会場からの質疑応答等の時間も設けられませんでした。

会合の中で、アイヌ文化保存会の鍋沢保委員は、「このような考え方自体が和人のもの。信仰を形で
あらわすことは難しい」と述べました。また昨年までの調査委員会の中で、平取ダム堤体予定地が
アイヌ民族の重要な信仰対象の「チノミシリ」であることをとりあげ、本検討会の発端となった
木幡サチ子委員は、今回は欠席でした。

この検討会では、事業主体である開発局自身が事務局となって運営を行っています。
また委員メンバーは、平取町と北海道開発局からの推薦によって決められました。

http://www3.rocketbbs.com/602/sarugawa.html

 

修理の続く岩知志ダム

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2007年 1月18日(木)21時40分51秒
編集済
  2006年8月洪水でダム堤体にクレーン船が衝突し破損した岩知志ダムの修理は、半年たってもまだ
続けられています。
堤体上の機械室は撤去されたままで、ゲートを動かすことはできません。また、左岸側ゲートも
撤去されています。
このダムは発電ダムのため、洪水時には貯水を行わず、ゲートを開けてダム自体の安全確保を
行います。現状では洪水にはまったく対応できないことは、写真を見てのとおりです。
春の増水時までに修理が終わるのか、少しばかり心配。

http://mirai00.hp.infoseek.co.jp/nibutani02/0608iwachishi/001.html

 

名寄川の治水上の問題

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2006年12月10日(日)09時29分19秒
編集済
  先に報道対象に「記者会見」で市民団体側から発表された、名寄川の危険性に関する資料を紹介いたします。
北海道開発局の発表資料を図面に起こしたものですが、この資料により、現在の名寄川の堤防整備について、
以下の状況が明らかになりました。

1)名寄川中下流の堤防は、大部分において国の基準(計画水位から1mの余裕)を大きく超える規模(〜3m程度)で
完成しており、河川整備計画(サンルダム計画)で想定する洪水の際に、堤防を超えて洪水が溢れ出すおそれの
ある区間はわずかである。

2)堤防の余裕に対し、サンルダムの効果は相対的に非常に小さい。

3)整備計画で想定する洪水が生じた際には、仮にサンルダムを建設したとしても、堤防未設置区間では、
被害の発生をまぬがれることができない。

現状では、未整備区間では、仮にサンルダムを建設したとしても、計画規模の洪水では名寄川の氾濫
による被害を防止することはできません。
まず必要なことは、ダムによっても危険が解消されない一部区間の、実際に役立つ治水整備でしょう。
この方法にはいくつか考えられますが、河道改修、堤防整備、未利用地の遊水地利用等が考えられます。
現場の実際の状況や問題に応じた、きめ細かな治水対策を組み合わせることが必要です。

※より解像度の高い図が、「サンル川を守る会」WEBサイトのインフォメーションコーナーに
あります(PDF)。
http://www.sanru-river.com/
 

全く効果のないサンルダム

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2006年12月 8日(金)04時02分34秒
編集済
  実際の昭和56年8月洪水の流量データに対する、サンルダムの効果を示したグラフを掲載します。

昭和56年8月洪水において、サンルダムは、直下の名寄川に対しては若干の流量・水位ピーク
低減効果を期待できますが、本流である天塩川については、ピーク流量の発生時刻のずれから、
ダムによるピーク低減効果はゼロであり、むしろダム放流と本流ピークが重なることで、
本流の流量・水位をわずかに押し上げる働きをすること(逆効果)がわかります。
(画像をクリックすると拡大します)

北海道開発局は、この指摘に対し、「洪水後期の放流が下流部の洪水流出のピークと重なる
ことはないことを、過去の降雨パターンで確認しています。」と説明しています。

http://www.as.hkd.mlit.go.jp/teshio_kai/teshio/ikenmatome/014iken01_03.html

※文章説明のみであり、この説明に関する具体的データは一切示されていません。


しかしこの説明が、まったく虚偽であることは、グラフを見てのとおりです。
仮に「過去の降雨パターンで確認」したとしても、「未知なる今後の洪水」での「効果」や
「安全」を保証するものではありませんし、またダムで支流のピークを下げたからといって、
その効果が本流にまで、「縦断的に及ぶ」ものでもないことは明らかです。
 

名寄川水位変化グラフ

 投稿者:Ak※r☆  投稿日:2006年10月20日(金)16時06分50秒
編集済
  10月7〜10日、低気圧の接近にともなう天塩川水系名寄川の真勲別地点(治水基準点)の
水位変化グラフです。(国土交通省『川の防災情報』資料に加筆)

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=44%2F19%2F47.645&lon=142%2F29%2F19.228&layer=1&ac=01221&mode=map&size=s&pointer=on&sc=4

 

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